平成14年12月定例市議会報告
1.補正予算に“待った”かかる

12月定例市議会は、11月29日から12月22日の会期で開かれました。この議会の主な議案は、本年度一般会計補正予算案でありました。

この予算案には、旧国鉄岡山操車場跡地で建設中の多目的ドームを管理する民間会社(エックス社)への出資金7100万円が計上されていますが、この会社の経営体制が不健全である点から、市がエックス社に出資することは認められないとした異例の事態となりました。

市は改めてエックス社の経営体制の建て直しを求めることになりますが、それが市議会で納得が得られるかどうかが次の市議会の大きな課題となります。

この定例市議会は他の52議案を可決し、22日間にわたる日程を終了しました。

2.大合併についてのアンケート実施を

市当局では、合併・政令市について市民アンケートを1がつに実施する予定で準備が進められています。今、合併問題は各地で住民投票などによって民意が問われていますが、岡山市の場合合併して政令市となった場合のメリットとして、行財政の効率化が進むと考えられます。例えば、職員の効率的配置や市議会議員の減員による人件費の削減等が考えられます。

住民の利便性の向上としては、各地の施設の同一条件利用、更に、広域的な観点からの街づくりができることも考えられます。

また、政令市に認められる財源の有効活用などによる市の活性化に寄与する効果もありますが、要するにどのようにして、市民の合意が出来上がるかが大切です。

私は、あらゆる機会を作って、この問題を議論していきたいと思っています。



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