平成15年9月定例市議会(いそたに個人質問内容)
1.溶融スラグの土木資材への有効利用の仕組みの確立は?

〜都市整備局答弁〜

今後利用を拡大すると共に、使用場所、混入量などの基準を作成し本施行に向けて取り組みます。

〜下水道局答弁〜

岡南環境センターのスラグは粒径が小さく有効利用性が高く試験施行していく。

3年前より溶融スラグの有効活用を訴えて過去2回個人質問してきたが、ようやく動き出したと受け止めています。

2.入札制度と防災対策について

4年前の入札制度変更により建設会社と地域との連帯感が希薄になっているのではないか。
各種災害に対し防災対策室では関係部局と連係して各地区の建設会社の手持ちの重機類を把握しているのか。

〜当局答弁〜

災害発生時には水防本部あるいは災害対策本部の体制の下、関係部局が連携して現場の応急対策を実施している。
各建設会社ごとの保有重機については把握できていないが、建設業者であれば重機類は保有しているものと考えている。

3.小規模工事について

小規模工事の問題が整理され、問題に係った関係者に対し刑事告訴など法的措置も含めて厳正に対処していく事等今後の取り組みに大いに期待するところです。

今後市内各地の町内会長より出される数多くの要求に対し、現在の各部局の人員体制で要望が消化できるのか。

〜当局答弁〜

人員体制については改善後の事務執行の状況を見ながら対応していく。

4.汚水処理施設の負担金の公平性について

都市計画税に見合う額の負担、市街化調整区域との負担の公平性確保が必要と考えるが、建設費、維持管理費ともに合併浄化槽の1世帯当たりの負担が公共下水のある地域の1世帯当たりの浄化槽建設費、維持管理費と比べ大きい。

このことに関してどのように考えているか。

〜下水道局長答弁〜

合併浄化槽は個人が設置維持管理を行い、その一部を国庫補助基準に基づいて国、県、市で補助している制度である。
又。公共下水道や農業集落排水事業は地方公共団体が建設維持管理を行い建設費や維持管理費の一部を受益者に負担していただいている。
このような制度の違いから個人負担金に違いが生じてきている。受益者負担の適正化の観点から公共下水道の維持管理費について見直すなど負担の公平性について十分考えて行きたい。

5.光南台地区、郡交差点(3差路)の交通渋滞について

県道(田井港〜新岡山港線)と市道(郡1号線)が交差する郡地区の三差路は朝夕の渋滞が激しく地区住民の悩みとなっている。

フェリーを利用するトラックで京阪神へ向かうトラックは全て県道を通るため国道並みの交通量である。

又、迂回路のない生活道路であるため救急車両の通行も思うようにならない状況です。当局の考えをお聞かせください。

〜市長答弁〜

交差点に右折左折レーンを充分に作ることにより渋滞が少しは解消するのではという考えで当局としても強い住民の方々の意向をベースに研究を重ねている。
県道の部分もあるので県に対し県道右折左折レーンの延長をお願いするという方向で出来るだけ早期にと考えている。

9月17日西谷甲浦連合町内会長と共に岡山地方振興局長に要望書を出し、前向きな返事をいただいています。

6.イマージョン教育について

21世紀を迎えこれからの社会は国際化、情報化が更に進展すると考えられます。

近年世界の様々な舞台で日本人が活躍する時代の中、国際社会の中で日本が存在感を持ち続けるためグローバルな視野と行動力のある人間像が求められます。

そのためには英語以外の学習科目においても英語で授業を実施し英語に浸るようなイマージョン教育が有効と考えます。

@今年度よりノートルダム清心女子大付属小においてイマージョン教育が実施されていると聞きますが、その効果、保護者の方の感想等お聞かせください。

〜教育長答弁〜

子供たちの英語を聞く力、理解する力が次第に伸びてきていると聞いている。保護者のイマージョン教育に対する関心は高く、国際コースへの希望が多い。

A現在通学区域の弾力化が検討されていますが、このイマージョン教育を市立の小学校でも採り入れてはどうか。採り入れるとしたらいつごろになるか。

〜教育長答弁〜

平成17年度を目標に市内の公立小学校1校をモデル校として実施したい。

B私は若いころマレーシアに居てマレー語に浸っていたためマレー語を生活に不自由なく話せました。

継続こそ力なりで小学校だけでなく、中学、高校と一貫性があれば良いと考えますがいかがでしょうか。

〜教育長答弁〜

6年間のイマージョン教育の成果を中学校、更に高校へと継続していくことが望ましいと考えている。



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