平成20年6月定例市議会(いそたにの個人質問内容)

1.環境教育(学習)、ゴミ減量化に向けて

(いそたに質問)
 岡山市は環境教育を学校教育及び社会教育、公民館の事業として取り入れていますが、廃棄物教育が手薄で、又、組織が縦割り行政であるため十分にその効果が発揮されていない。
今後は環境局が主体的にごみ減量に向けた「廃棄物教育」を行ない、学校教育においても公民館の事業においても積極的にかかわり、戦略的にコーディネイトしていけば今以上に効果が上がると思うが、当局にお考えをお聞かせください。


〜市長答弁〜
  市民ひとりひとりの意識改革を促し、環境に配慮した暮らしを普及させていく。また、不法投棄等の問題はその根底に人間としてのマナーの問題があり、これは子供のときからきちんとした教育を行ない、身に着けていくことが重要である。本市としては廃棄物行政をはじめ、国連大学から世界で最初に「ESDの地域の拠点」に認定された地域であることを踏まえ、教育委員会と連携しながら、子供から大人まで含めた幅広い方々に環境学習の機会を提供するなど環境学習を積極的に推進してまいりたい。

〜副市長答弁〜
廃棄物担当職員による各公民館での出前講座やパッカー車を使用してのゴミスクールを実施したり、環境教育講師リストの作成等に取り組んできているが、小学校での副読本の編集や環境教育への講師派遣等は教育委員会との連携が不十分な面もあった。これを効果的効率的に行うためには各々の主がばらばらに活動するのではなく、連携しあって全体的なビジョンを共有しながら整合性を持った活動をすることが必要と考える。今後は環境局を中心に地域の学校教育や社会教育関連部局との連携による環境教育プログラムや指導者養成講座等を実施するとともに、岡山ESD推進協議会、大学、環境市民団体、企業等の多様な組織との連携を一層強化し、市域全体で地域の課題やニーズに応じた環境教育が推進される体制の強化に努めてまいりたい。

2.岡南地区の雨水渠の整備について

(いそたに質問)
現在、南輝学区で整備中の雨水渠が来年度には完成予定となっています。浸水対策としましては引き続き上流部の西尾上川の整備が必要と考えますが、どうお考えかお聞かせください。

〜下水道局長答弁〜
現在整備中の雨水渠は阿部池北側から浦安ポンプ場までの1,682m区間で本年度末の完成をめどにしている。今後、西尾上川の排水機能が効果的に発揮できるよう必要な箇所について調査を行ない、関係者との協議を進め、西尾上川の改修や浚渫など雨水対策に取り組みます。

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